Yakushima Style

scene of life
〜日常の一コマ〜

その形、その動き、彼らの存在自体が、陸上の生物である僕達人間からするとすでに驚異的です。

その脅威との出会いは、一つ一つがとてもエキサイティングです。

そんな水中の生物達も、彼らにすれば、いつものようにいつもの場所で暮らしているだけのこと

それならば、彼らのその暮らしの一端を、ちょこっとだけでも垣間見ることだってきっとできるはず・・・。

不思議な存在の彼らの日常生活は、やはり僕達にとっては、不思議なことのような気がしませんか?

見たものの記録としての写真は、まず写っていることが一番大事です。

まず、カメラを向けてシャッターを切っちゃいましょう。

 

でもね・・・。

 

でも、もし、相手があまり逃げないような子だったら。
動きが遅かったりとか、同じところをいったり来たりとか・・・。

まずは何もせず、そっと見守ってみてください。もしかして何か始めようとしていたり、あるいは何かしている途中だったりしませんか?

でも、もし、相手がいつも見慣れている、いつもなら素通りしてしまうような子だったら。

 

ほんのすこし、いつもよりしっかりとその顔を見つめてみてください。

見逃していた素敵な表情、いつもと違う怪しい動き。変な顔。

見慣れているからこそ気付く一瞬がきっとあるはずです。

 

気付くことが出来ればしめたもの。

その一瞬をしっかりと記憶やカメラに刻み込むのみです。

知人のサイトから素敵な1文を引用させてもらいます。
カメラマンさんなので、撮影という言葉になっていますが、素晴らしい出会いに臨むには最高のアドバイスです。

撮影する前に、被写体を5分観察してください。
臆病な生物でもどう近づけばいいか見えてきます。

水の流れを感じてください。
近づく方向が見えてきます。

被写体の特徴的なところ、素敵なところはどこでしょう。その部分を自分が思ったのより10倍、いや100倍誇張して撮影してください。

by Yoshiro-Ichikawa/STUDIO446

すいませ〜〜ん市川さん。

一文借りちゃいました!