Yakushima Style

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〜見つめる〜

誰かの視線を感じたら・・・。

気持ちを落ち着かせて、体を落ち着かせて、

そっとまわりを見渡してみよう。

 

僕らが彼らをおもしろがって見に行くように、

彼らからすると、僕達はとてつもなく奇妙な生物。

 

そりゃあ気にならないはずはないでしょう

自分達よりもはるかにでかい謎の物体を見に行くなんて、そりゃあ恐ろしくないはずがない。

真正面から堂々と見に行くような度胸は、残念ながら、僕は持ち合わせていないです。

 

それでも恐怖心を好奇心が覆ってしまう瞬間、魔が注すとでもいうのでしょうか?

その瞬間。彼らの視線は僕達の視線と交錯します。